実は簡単!日中雨ポートレートの撮り方!

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今日は雨ポートレートのお話しです!!

しかも、明るい日中に。

敷居が高い様に思われがちですが

道具があれば誰でも撮影可能です!

こんな写真を撮影したら

ご家族やママ友はどんな反応をしてくれると思いますか?

ちょっとモテてしまうかもしれませんよ!?

雨ポートレートは

一度撮ってしまえば

人生が変わる!

一眼を買って良かった!

きっとそう思えるはずです(^^)

こんにちは!

87(はな)ちゃんの父ちゃんです!

87ちゃんが描いてくれた父ちゃん

ヴィッセル神戸の本拠地

神戸市のノエビアスタジアムの近所で

彫金師カメラマンという

2足のワラジで生活しております(^_^)

87ちゃんは今6歳の年長さんで

保育所最後の年をたのしんでます!

毎日保育所送りに一眼を持っていく

親バカの変態です。

このブログは

87ちゃんが自分で書ける様になるまでの間

父ちゃんが代筆しており

その内容は

如何にして子供の写真を撮っているか

という内容になっております。

これからカメラを始めるぞ!!

という親御さん

是非ぜひ、ご覧ください!

それでは今日も雨の中

保育所に行ってきます!

雨ポをはじめる前に注意事項

さて今日は七夕なのですが

今朝は超が付くほどの大雨でした。

こんな日は絶好の雨ポートレートの撮影日和であると同時に、逆にストロボが無くても雨は写ってしまいます^^;

なかなか降ってますね(^^;

この中で撮っているのを

想像して頂ければわかりますが

やはり小雨の日よりは機材の危険度が増します。

中級機種以上では『防塵防滴』という言葉がカタログに書いてあります。

あくまでも『防滴』であって

『防水』ではありません。

今朝の撮影後も

ファインダーの中が曇ってて

ちょっと心配になりました。

以前には5D mark3という機種に

スタバのブラックコーヒーをこぼしてしまい

ダイヤルの部分から侵入したコーヒーに

基盤を腐食されて修理代6万円。

という事もありました。

美味しい物にはリスクがあるし

良い写真を撮るにも??

しかし!!

一度雨ポートレートの魅力を知ってしまうと

中毒症状になってしまい

壊れるかもしれないのに

やめられない。。。

という

病気

にかかってしまいます!

本当ですよ(^^)

とにかく機材をビニールで保護して下さいね!

因みにこの業界の有名人イルコさんは

人間は防水

といって傘をささずに撮りますが

僕は保育所に入らないといけませんので

ポンチョを着てますよ!

機材も防水と思った方が良い作品が撮れる

とも仰ってましたが

逆に今回使用する

GODOX製品は

例え防水と書いてあっても疑った方が良い

と思います(笑)

必要な機材

まず大前提

カメラのボディは問いません。

どんなカメラでも撮影可能です。

一つ条件があるとすれば、

ストロボをワイヤレスで発光しますので、

ホットシュー

という、

その機械が取り付けられる箇所があるかだけです。

wikiより拝借

ホットシューがあれば

一眼じゃなくてもよいです。

因みにスマホで使える

無線ストロボがあります。

iphone13を買ったら

僕もやってみようかな??

さて、今回のBLOGで使用するボディは

いつも使用している

EOS R6 です。

レンズは RF70-200mm F2.8 L IS USM

皆様も

なるべく明るいレンズ(fの数字が小さい事)を選んでください。

明るい小雨の日に

EF24-70mm F4L IS USMで撮った写真がこちら。

kかかくだ拡大

拡大すると、ちょっと見えます。

もし明るいレンズをお持ちでない場合は

ef50 f1.8がおすすめです!

とても明るいレンズですので、白飛びして日中シンクロできないシーンがあります。

同時にコチラのNDフィルターを持っていると、更に安心です。

お値段ピンキリで、使い物にならない見た目だけの製品もありますが、こちらのKenkoというメーカーの物を買っておけばとりあえず問題ありません。

NDフィルターはとても便利な物で、こういうシーンでも大活躍!

以下GODOXストロボ関連製品

ワイヤレスフラッシュトリガー Xpro-C

ストロボを何台も使う時はこの子が便利です。

因みに -C というのは

キヤノン用という事で

ニコンのNや、ソニーのSがあります。

ご自身のカメラメーカーの物をお選び下さい。

ストロボ本体  V860 II

TT600が単三電池でチャージが遅いのですが、こちらはリチウムイオン電池でそこそこチャージが早いです。

あくまでも、そこそこです。

日中シンクロでは1/1で発行する事が多いのですが、頻繁にオーバーヒートして止まってしまいます。

S-R1 ラウンドヘッドアクセサリーアダプターリング

無くても構いません。

ビニール袋を固定するのに便利なので使ってます。

AK-R11 ドームデイフューザー

無くても構いません。

雨関係なく

ソフトボックスやアンブレラが大げさだ

と思う時は、

こちらで光を散らしています。

上記とセットで2,000円ちょいですから、持ってても良いと思います。

今後色々使えますよ!

実際の準備

さて、実際にはどの様に機材を保護しているのでしょうか。

いまから説明するのは

あくまでも

僕のやっている一例ですので

ダメだなと思っている事も

いくつかあります。

それは最後の方に書こうと思います。

皆さんはもっと良い方法を

どんどん編み出して下さいね!

まずはクリップオンストロボを保護します。

ストロボの大きさに合わせて100均で買って頂ければよろしいかと思います。

僕の場合はこの袋ですね。

この袋を上下からかぶせます。

まずは下から被せて

子供の髪の毛をくくってるヘアゴム

で留めまして

今度は袋を上から被せます。

で、ここからはやらなくても良いのですが

さきほどご紹介した

S-R1 ラウンドヘッドアクセサリーアダプターリング

これを被せます。

本来このネジの様な物は

ストロボの上側に来るのですが

ストロボを90度折りたたんで

カメラバッグにしまう時に

この方が納まりが良いので

癖になってしまいました。

AK-R11 ドームデイフューザー

はマグネットなので

パチっとこれにくっつきます。

もう一度言いますが

これは無くても

雨ポートレートは撮れます。

さてカメラ本体の方ですが

ゴミ袋などの透明な袋をご用意して下さい。

角っこをハサミで落としたらそこからレンズを通します。

レンズフードにマスキングテープで固定し

ワイヤレスフラッシュトリガーの部分に

こちらもヘアゴムで軽く止めます。

これで準備完了です。

実際のところ、中華製のトリガーが一番雨に弱いので

気をつけて下さいね!

僕が使ってるこれは既に一度浸水しており

液晶上部がちゃんと表示されません。

カメラの設定

カメラの設定についてお話しします。

  • モードダイヤルをM(マニュアル)に
  • メニューより、ストロボの発光をするに。
  • シャッタースピードは最速に(ストロボ発光時は1/200か1/250以上には上がりません。)
  • 絞りは開放で。

あくまでも僕の設定です。

状況で変わってきますが、まずは慣れて下さいね!

具体的な方法をR6を例に動画にしてみました。

カメラの設定はこんな感じです。

ちなみにキヤノン製品でしたら

設定は似た様な物です。

電子ダイヤルが1つしか無い機種は

他のボタンに振り分けられてますので

説明書をご覧下さい。

失敗例を紹介しながら、いざ、実践!

次の絵でざっくり説明させて頂きます。

※僕は保育所に送りに行く

明るい朝に撮影しておりますので

夜はこの限りではありません。

まずは被写体の向こう側に

逆光気味の上むきで

ストロボを地面に置きます。

真上ではなく

ストロボの首を

少し前向きに倒して下さい。

絞りを開放で撮りますが

こちらの写真で

上むきの流星

の様な形をしている雨が

ピントが合ったところの雨です。

そして玉ボケになっているのが

ピント面から距離のある雨です。

この流星が好きな人は

ストロボを前に向けて

被写体とその上を照らしましょう。

ちなみに玉ボケは

背景が暗いとよく見えますが

この様に白い背景では

ほとんど見えません。

また、明るい日中ですので

ストロボと被写体の距離が遠すぎると

この様に、ストロボが被写体付近の雨に届いておらず

まるでストロボ無しで撮った時の様に

雨がただの線になってしまいました。

こちらの写真でも

ストロボを後ろの植木に隠しているのですが

雨が全然写らず

後ろの葉っぱが光ってるだけですね。

ストロボを近くに持ってきて

さらに発光部分がある

足下部分を写さない様に撮っていみました。

こっちは大丈夫ですね!

因みに雨の日に

子供には傘をささせるのですが

これがストロボの光を跳ね返して悪さするので

真っ赤な傘や色の濃いのは

要注意ですよ!

顔が変な色になります。

ちなみにライトルーム で補正すると

ある程度見れるようにはできるので

比較画像を載せますね!

補正前の方は

赤い傘の色で

顔の色も赤くなっているのが

ライトルーム の補正によって

まぁまぁ見れる色になりましたね。

しかし

やはり最初から傘の色を白か黒にしておくと

練習には良いですよ!

一応、僕なりの補正方法を

動画にしておきました。

小さくて見にくいかもですが

右のスライダーをご覧下さい。

それでは現場の話に戻りまして

ストロボスタンド

あったら便利なんですけど

僕は使いません。

地面に置きます。

もしくは家の塀

木の枝

自転車

置けるところに置いて使っています。

保育所送りには大掛かりすぎるのが一つの理由です。

それとストロボの発光量が少ない機種ですと

被写体から距離を離せません。

その状態でスタンドを使うと

脚が隠しきれない場合があります。

その他の失敗例

先ほどの背景が白いだとか

ストロボが遠い以外にも

こんな失敗があります。

人によっては表現になったり

良し悪し意見が分かれますが

僕は失敗だと思うのが

発光部の写り込みです。

もし発光部が映ると

この様な写真になってしまいます。

手品のタネを明かしているみたいで

あまり好きではありません。

ただこれが外灯だったり

車のヘッドライトに紛れていたら

アリだと思うんです。

そして2灯で撮影した時の

作りたくなかった影。

被写体を目立たせる為

背景を暗くする方法があります。

しかしフロントにも1灯あると

仕事が一個増えます。

影絵のように

表現したくて出す影は良いのですが

なんせ自由に子供に説明するのは難しいですから

傘を深く被ったり

雨水を手で受けて飲んでみたり^^;

準備のところでワイヤレストリガーの部分を

ヘアゴムで留めたのですが

それのせいでビニールの上からダイヤルを回す事になります。

そうするとだんだん

ビニールが破れてくるですよね。

これは写真の失敗ではなく

準備段階の失敗です。

良い方法が無いか

日々考えています。

日中雨ポで綺麗に撮れる条件として

雨は多い方が良くて

ストロボは光が強い方が良くて

雲が厚くて暗い方が良くて

焦点距離が長い方が良くて*

レンズ明るい方がよいです。

*夜だとストロボを遠くに設置できるので広範囲を照らせますが、昼間は被写体のすぐ後にありますからあまりに広角なレンズで撮ると一部にしか雨が写らないんですよね!

例えば

明るい小雨の日に

EF24-70mm F4L IS USMで撮った写真がこちら。

全然雨が見えません!!

拡大すると、ちょっと見えます。

雨ポートレートのギャラリー

雨じゃなくて水を使った写真や

被写体が人ではない写真はこちら!

クロスフィルターでキラキラを追加!

イルミネーションの撮影で大活躍する

クロスフィルター!

雨ポートレートでは

こんな感じになります!

綺麗なキラキラ!

是非、夜にやりたいですね!

終わりに

いかがでしたか?

雨ポートレートは

実際撮ってみるとそんなに難しいものではありません。

ただ、いくらポンチョを着ても

ビニールで保護しても

撮影してたら

機材も自分もびしょ濡れになる。

その覚悟があるか無いかだけですね!

帰ってきたら自分の事はさておき

カメラから電池を抜いて

除湿機のある部屋で乾かしましょう!

やってみよう!

と思った人は

次の雨が降るまでに

機材を揃えて見て下さいね!

因みになんですが

夜はもっと簡単に撮れますよ!

この記事は新しい写真を追加したり

動画を差し替えたり

育てていくつもりですので

また見にきて下さいね!

ではでは!

写真
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いつか87ちゃんにバトンタッチするけど、今は父ちゃんのブログ

コメント

  1. はじめまして。雨の日の撮影でストロボの雨対策に関する参考を探してたどり着いたのですが、失敗例とかもあり、とても参考になりました。

    こういった記事は本当に助かります。ありがとうございました。

    • 3887 より:

      すみません!
      BLOG放置してましたので今気づきました。
      コメントありがとうございます!
      お役に立てて光栄です!

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